春うらら展 土鍋と赤椀で発酵を楽しむ

またまた、田町まさよさんとの春のイベントのお知らせです。


田宮亜紀さんの土鍋と土田和茂さんの漆の赤椀の展示販売とミキ・味噌・酵素玄米など発酵を楽しむワークショップとお食事

田宮亜紀さんと土田和茂さんを囲んだ土鍋と野草のお食事会。ミキ、味噌、酵素玄米づくりWS
土鍋とミキと野草を使った発酵ランチ、中川吉右衛門と語る赤椀の世直しミキの会など開催します。

期間中、赤いお椀でミキを楽しむことができます。

期間3月15日(水)〜3月26日(日)
12:00〜18:00
 (3月15日、木、日、3月18日はイベント営業のみ)

展示販売 土鍋:田宮亜紀(静岡)、赤椀:土田和茂(石川輪島)
熊本自然栽培甘夏、パール柑、自然栽培甘夏マーマレード、身体の温まるお茶(くびき茶、黒炒り 玄米茶、よもぎ茶など)奄美の自然栽培黒糖、奄美天然塩、奄美たんかんシュトーレンなど 

●田町まさよの土鍋野草発酵ランチ&カフェ
3月24、25日
12:00〜18:00、
土鍋で炊く自然栽培中川吉右衛門ササニシキごはん+野草と自然栽培のお野菜を田町手前味噌、
手作り塩麹、ひしお、醤油麹、ミキなどで調理する発酵ランチ、土鍋で作る味噌おじや、ミキ、 ミキで作る蒸しケーキ、土鍋ミルクパンで作るチャイ、ミキのスムージー など予定。

★関連イベント *すべて要予約
●オープニング
田宮亜紀さんを囲む土鍋・赤椀
・発酵を楽しむお食事会
3月15日(水)19:00〜 *要予約
作家の田宮亜紀さんを囲んで、
土鍋で作る旬の自然栽培野菜と田宮さんのお家の近くで摘んだ春の野草を使ったお食事を
味わって頂きます。
土鍋の良さ、使い方、赤椀、発酵についてのお話しもあります。

参加費 5,000円(赤椀のミキ付き)
プラス1,000円で奄美の黒糖焼酎飲み放題

●田町まさよの発酵料理教室1
 土鍋で炊く酵素玄米と重ね煮のお味噌汁〜
3月16日(木)、11:00〜3、4時間程度 *要予約

玄米と小豆を発酵させて作る酵素玄米、玄米を発酵させて作ることで、 普通の玄米よりも消化がよく食べやすくなります。
また一度炊いたらしばらく保存できるので、便利です。
この料理教室では、わざわざ特別な機材を購入しなくてもおいしく酵素玄米を作る〜、 土鍋で炊いて、家庭用の炊飯器で保存する〜方法を、お教えします。
今回は、自然栽培のササニシキ玄米中川吉右衛門米、シタカラ農園自然栽培小豆、 奄美の天然塩を使い、田宮亜紀さんの土鍋で酵素玄米を炊きます。
また酵素玄米にかけるとおいしい!ご飯の消化を助け、カルシウムを 補ってくれるゴマ塩、その時ある材料で誰でも簡単に作れてしかもびっくりするほどおいしい重ね煮のお味噌汁をこちらも土鍋で一緒に作ります。土鍋の使い方なども教えます。
腸内環境を整えてくれるおいしいご飯と味噌汁をぜひ!
毎日の暮らしに取り入れて下さい。 お子様の参加もokです。

参加費 5,000円(材料費込)
持ち物、エプロン、三角巾、筆記用具

●田町まさよの発酵料理教室2
 奄美・植物性乳酸菌発酵飲料 “ミキ”を土鍋で作る〜
3月18日(土) 13:00〜17:00  

「ミキ」とは?
「1ccに1億個、またはそれ以上の乳酸菌が生きている」
と言われる(腸内細菌の研究者・辨野義美先生)腸内環境を整えてくれる奄美の伝統 植物性乳酸菌発酵飲料。一般の方々から、回復食、離乳食、妊産婦、授乳中のお母さん、アレルギー、アトピー、便秘、うつ、咀嚼がしづらい方々等々、幅広く飲まれています。
植物性で、砂糖はまったく入っていないので、大豆、乳アレルギーのお子様なども飲むことができます。
そのまま飲むだけでなく、ヨーグルトのようにフルーツと合わせたり、スムージーにしたり、塩を足して野菜を漬けたりなど、さまざまに応用可能。
このミキを今回は、田宮さんの土鍋で作ります。
また、ミキを使った料理法使い方など独自のレシピをお教えします。
終了後、ミキを使って作る蒸しケーキと赤椀入りのミキを頂きながら、もともとは神事祭事の際に作られていたミキの由来や赤椀の世直しなどミキにまつわる様々なお話しをさせて頂きます。

参加費 5,000円(500mlのお持ち帰りミキ、
ミキの蒸しケーキ付)
持ち物、エプロン、ミキを入れる500mlの広口容器
(タッパ、広口瓶など)、筆記用具

●田町まさよの発酵料理教室3
3月23日(木) 13:00〜3時間程度 
足で踏んで作る!本物のお味噌づくり

奄美の天然塩、自然栽培黒大豆、マルカワ味噌さんの蔵付き自然栽培玄米麹と本物の材料を使ってお味噌を作ります。

茹でた大豆を足で踏んで作ります。あたたかい大豆を踏むのは気持ちいい!
こころもからだもあったかくなります。みんなでやるとさらに楽しいです。

おうちに良いお味噌があれば、心が安心。手前みそを食べて、腸内環境を良くし、
すこやかなこころとからだを手に入れて下さい。
作り方を学んでおけば、おうちでも自分で作ることができます。

参加費 6,000円(持ち帰り味噌1キロと
田町手前味噌の味噌汁、漬物付き)
持ち物 1キロのお味噌を詰める容器、エプロン、
タオル、筆記用具
定員 8名 

●中川吉右衛門と作る赤椀の世直し真実のミキの会
~嘘のない農と食で世界を変える!〜
3月26日(日) 11時〜16時(延長の可能性あり)
内容
1.中川吉右衛門の真実のお話しトークライブ
2.田町まさよが語る赤椀の世直しとミキ
3.吉右衛門新米で、ミキを作る。
  赤椀にミキを入れて飲み交わす
4.ミキを作る過程で、
参加者皆さんに真実のお話をしてもらう。
5.シェアリングなど 

参加費  8,500円 (持ち帰り用 ミキ500ml ご飯付き)
定員15名 
持ち物 ミキを持ち帰る500ML入る容器(蓋の広い容器をお持ちください。)、
筆記用具、タオル、ハンカチ等(涙を拭くため)
特別ゲストで、土田和茂さんも参加されます。

詳細こちら
https://www.facebook.com/events/1850934288483406/

★イベント問い合わせ&申込み
FB田町まさよに個人メッセージを頂くか、
お店03-3330-8807 まで

*作家紹介
土鍋 田宮亜紀
静岡在住
ガス窯、穴窯で焼締を中心にしながらも
女性らしさを感じさせる柔らかな器を制作。
hp http://tamiya-aki.com/

赤椀 土田和茂
1977 石川県小松市生まれ
2006 赤木明登氏に弟子入り
2010 年季明け
2012 独立 輪島市門前町にて制作
hp http://tsuchidaurushi.com/


★奄美たんかんシュトーレン(10本限定販売)
古くからドイツに伝わる発酵菓子シュトーレンを奄美の天然酵母薪窯パン屋麦の実さんが、国産小麦粉(はるゆたか)、奄美の自然栽培たんかん(粉の200%)、自然栽培黒糖、マカデミアナッツ、国産バターを使って作ります。冷蔵で約1カ月もち、日ごと味わい深くなっていきます。やがて来る春を待ちながら、毎日少しずつ変化する味をお楽しみください。
シュトーレンにあう絶品!自然栽培甘夏マーマレード(別料金)もあわせてどうぞ。

1 本4,500 円税込

*赤椀の世直しとミキ
縄文の時代から弥生の時代になり世が乱れたとき、ヤマトの国の人たちがアマミに集い、
赤いお椀にミキを入れ、酌み交わしヤマトの知性とアマミの霊性を分かち合い、世直しをしたというお話し。

大西基写真展「映画監督の家」開催中!

2/20(月)〜25(土) 大西基写真展「映画監督の家」12:00〜18:30
23日のみ18:30〜
関連企画イベント2/19(日)16:30〜

25日(土)まで、大西基写真展「映画監督の家」を開催しています。大西くんは、私の中学時代の同窓生です。中学時代はほとんど話した記憶がないのですが30数年振りの同窓会で再会して話が盛り上がって、この展示に繋がりました。

大西くんは、高校生の頃は映画三昧で映画監督を目指していたようで、その頃の思いの強い監督へのオマージュとも言うべき、かつて日本映画史に足跡を残した映画監督の家を訪ねて今現在の風景を写真に収め、そこに彼の若い教え子たちの写真をコラージュしたもので思いの強さを感じられます。ぜひ、ご覧いただければ幸いです。

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中平康、石井輝男、藤田敏八、金坂健二 and more

昔むかしのフランスの音ーフランスバロックのお話ー第5回「喋るフランス」by相川郁子

 バロックの時代(17世紀〜18世紀初頭)のフランスでは、音楽と言えば舞曲であったというお話をしましたが、この時代の音楽にもう一つ、とても大きく影響したのが彼らの言葉、フランス語です。
響きがニュアンスに富んで美しく、流れるように話されるフランス語は、今もそれを母語とする人たちの誇りであると言われます。言葉は、歌とも関連して、音楽に必ず影響を与えるもの。フランスバロックの音楽の場合もそのとおりで、フランス語と同じような、なめらかに流れるような旋律や音色の変化に富んだ楽器の使い方が良しとされました。フランスでは極端な強弱や速度の変化のようなサプライズや、これ見よがしな感情表現は好まれませんでした。抑制のきいた表現で喋るように、語るように演奏されるものが、フランスの王侯貴族にふさわしいとされたのです。そうすることで彼らがライバル視するイタリア音楽との差別化を図ったとも言えます。

 当時は演奏の仕方にもいろいろと特徴的なものがありましたが、そのなかでも聴いてわかりやすく、フランス語とのリズムとのつながりを感じさせるのが、「イネガル」と呼ばれる奏法でしょう。楽譜上に同じ長さ(音価)で書かれている2つの連続した音符を、書かれたとおりの長さではなく、片方を長く、もう片方を短くして演奏することを言います。付点のついた音符であるかのようにスウィングさせて演奏する、と考えるとわかりやすいでしょう。フランスでは特にこの演奏法が盛んに用いられたと考えられています。イネガルで演奏されるフランス音楽は流麗で耳に心地よく、フランス語と似ているように感じられると思います。

 なお、イネガルinégalとは「不均等な」という意味のフランス語の形容詞です。2月26日にコンサートをするトラヴェルソ・デュオの「イネガリテ Inégalité」という名前は、その名詞形にあたるものです。17世紀末にフランスで流行した横笛、フラウト・トラヴェルソもまた、フランス語と響きのよく似た楽器でした。音量の強弱はあまり派手につきませんが、音色の多彩さならほかの楽器に負けません。くぐもった甘い音も得意な楽器ですが、そんなところがフランス語を話す人たちの声の出し方や話し方にそっくりです。物憂い表現にも向いています。この楽器をフランス貴族たちが愛したのも、そう考えると、とても納得がいきます。

「フランスは語り、イタリアは歌う」というのは、私がブリュッセル留学時代に、学校の授業で教わった言葉です。フランスは踊り、語り、喋ります。来月26日にひねもすのたりで行われるコンサート『笛のお喋り』で、フランス的な管楽器 フラウト・トラヴェルソで演奏されるフランスの音楽がどんな響きなのか、ぜひ実際にお聴きになってみてください。

演奏会のお知らせです

笛のおしゃべり
フランスバロックのフルート二重奏
演奏会

2017.02.26 [日] 同一プログラム2回公演
・昼の部…12:30開場 13:00開演
・夕方の部…16:30開場 17:00開演


出演
トラヴェルソ・デュオ
≪Inégalité イネガリテ≫
 相川郁子・野崎真弥(フラウト・トラヴェルソ)


プログラム
M.P.de.モンテクレール:コンセール第1番ニ長調
M.ドゥ・ラ・バール:2本のフルートのための組曲第7番イ長調
A.ドゥ・ヴィルヌーヴ:『ソナタによる会話』第1番イ短調
J.C.ノード:ソナタ第5番ト短調
J.M.オトテール:2本のフルートのための組曲第一番ロ短調

3,000円 ワンドリンク付

ご予約・お問合せ  03-3330-8807 yri03765(あっとまーく)nifty.ne.jp
お電話は14時以降にお願いいたします。(木・日曜日 定休 )

メッセージ
A=around 392のフレンチタイプのトラヴェルソ(オトテールフルート)でのデュオによる魅力的なプログラム。小さめの親密な空間で、フランスの王侯貴族に愛された音楽をお楽しみください。

お飲みものはお茶かコーヒーをお選びいただけます。

各回 限定20席。

昔むかしのフランスの音ーフランスバロックのお話ー第4回「踊るフランス」

昔むかしのフランスの音−フランスバロックのお話− 第4回 「踊るフランス」
 
 前回は、太陽王ルイ14世の時代のフランスが、政策として自国流の音楽をいわばブランド化したというお話をしました。では、そのころのフランスの音楽は、どんなものだったのでしょうか。

 バロックの時代のフランス音楽を表すキィワードの最初にくるものは「舞曲」でしょう。王様お得意のダンスのための音楽がフランス音楽の典型であり、基本とされました。メヌエット、ガヴォット、サラバンド、ジーグ、アルマンド、シャコンヌ…。楽器を少しでも習ったことのある方なら、きっとこういった名前のついた曲を演奏した経験があると思います。それらはみんな、元をたどれば太陽王のころのフランス風の舞曲につながっているのです。(フランスの作曲家に限らず、例えばJ.S.バッハも、このような名前のついた曲をいくつも作曲しています。)

 ダンスには、それぞれの種類によって異なる、基本のステップやキャラクターがあります。当時の貴族たちは、みなそれらの型をマスターしていました(していなければなりませんでした!)。そしてダンスの伴奏のための舞曲も拍子や速さ、旋律やバスの動き方などが、踊りの種類ごとに決まっていました。軽快なものもあれば、ゆったりと優雅なものも、劇的なものもありました。そうした色とりどりのダンス音楽を花束のようにまとめたのが「組曲」と呼ばれている舞曲のセットです。何曲で1セットにまとめるという決まりがないのは、ソナタや協奏曲など「楽章」をまとめるセットの作り方とは違っています。

「ダンスが盛んだったから舞曲が多く作られた」というだけにとどまらないのが当時のフランスです。おもしろいのは、国内の音楽がこうした舞曲のスタイルのものにほぼ統一されたことです。実際には踊りをつけず、ただ楽器で演奏するためだけに作られる曲も、多くが組曲の形を取りました。そればかりか、歌であっても舞曲に特有のリズムや旋律を用いて作られることが多くありました。踊りの音楽こそがフランスの音楽である、そこから外れるものは認めない、というのが太陽王の方針だったのです。


フランスのバロック音楽の特徴のお話は次回に続きます。CDなどの音源や動画を探してみたくなった方もいらっしゃるかもしれませんので、ここでおすすめ作曲家の名前を少し挙げておこうと思います。

ジャン=バティスト・リュリ Jean-Baptiste Lully (1632-1687) 太陽王の作曲家といえば、この人!
マルカントワーヌ・シャルパンティエ Marc-Antoine Chalpentier (1643-1704) 親しみやすく美しい曲を多数作曲。
アンドレ・カンプラ André Campra (1660-1744) 歌のための作品(宗教曲とオペラ)で名高い作曲家。
ミシェル・ピニョレ・ドゥ・モンテクレール Michel Pignolet de Montéclair (1667-1737) 声楽にも器楽にも名作あり。
フランソワ・クープラン François Couperin (1668-1733) フランスバロックではもっとも有名?名曲多数!
ジャック=マルタン・オトテール Jacques-Martin Hotteterre (1674-1763) トラヴェルソ吹きとしては外せません。
ルイ=ニコラ・クレランボー Louis-Nicolas Clérambault (1676-1749) カンタータ(歌による短編朗読劇)の大家。

どの人の何の作品を聴いても、特に器楽の場合、だいたいのものが舞曲です。動画を検索すると、当時の踊り(バロックダンスと呼ばれます)がついたものが見つかるかもしれません。

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