藤塚光男さん

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亀岡で焼き物を作っている藤塚光男さんの「白磁しのぎマグカップ」と「白磁しのぎ片口」が入荷しました。どちらも首を長くしてお待ちのお客様がいらしゃいます。
マグカップは、裏地桂子さん著「私好みの和物デザイン100選」にも取り上げられています。
「しのぎ」というのは、色々見ていくとつくづくその作り手の人柄というか性格が出てくるなと思います。藤塚さんのしのぎは、本当にその性格を反映して穏やかで優しいです。
私が、藤塚さんに初めてお逢いしたのは、そう、もうかれこれ、25年くらい前のこと。当時、彼は小松にある九谷青窯にいらしたんですが、私がそこにいた友人の所に行った時です。
もう、ご結婚なさっていてお家にも泊めてもらったりしました。その後、独立して亀岡に移ってから、一度だけ遊びに行きました。
彼の染め付けや白磁は、本当にお料理にはえるので、お店でも自宅でも毎日使っています。
今の流れは、無地の器が主流ですが、彼の染め付けがひとつ入るだけで華やぐのです。

食べ物村

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三鷹にある、「食べ物村」という定食屋さんをお客様に教えていただき、早速行ってきました。「わかりにくいですよ。南口のみずほ銀行の先の道の傘やさんの2Fです」を頼りに
行きました。階段には両脇にチラシが埋め尽くされていてそこを上っていきます。
カウンターと大きなテーブルに畳のお座敷です。
主菜がお魚を中心とした5品ほどから1品を、野菜中心の副菜6品から3品を選択できます。ご飯は玄米です。おみそ汁とおつけものがついて800円。
味付けも薄味だし、全体の雰囲気が落ち着いてほっとした食事がとれました。
食後の珈琲(200円)やデザートなどもあります。主菜が5品あるというのは魅力です。

束の間の関西

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週末に主人の父のお見舞いがてら、関西に行きました。
学生の頃に見た、安宅コレクションが気になっていて大阪の「東洋陶磁美術館」に収められているとのこと、早起きして行ってきました。
堂島川に沿って建てられた古いビルが美術館になっています。
ちょうど受贈記念特別展「中国工芸の精華 沖正一郎コレクション−鼻煙壺(びえんこ)1000展」が開催されていました。鼻煙壺とは、嗅(か)ぎタバコを入れるための小さな容器です。 鼻煙壺は、その大部分が手のひらに入るほどの大きさで、実用品であるとともに身近な愛玩品でもあったそうです。磁器やガラス、玉(ぎょく)、瑪瑙(めのう)、水晶、象牙、金属など各種の材料に多様な技法で精巧な装飾をしたものが作られ、特に宮廷内の工房では贅(ぜい)をつくしたものが作られたようです。材質、器形、文様など様々な視点から、本当に中国工芸の精華といえると思いました。
朝鮮陶磁、中国陶磁、日本陶磁の部屋があり、時間がなかったので駆け足で見ました。
また、時間にゆとりがある時に行きたいと思っています。
館をでると、関西でしか耳にしたことのないクマゼミの鳴き声が聞こえ、熱風のような暑さとともに関西らしさを感じました。
夜は、主人のリクエストでハモしゃぶを食べに行きました。大阪は東京に比べると安いですね。ハモしゃぶコースが4800円です(クーポンで1割引)。ハモの卵がとても美味でした。因みに私たちが行ったのはしゃぶしゃぶを専門にしているしゃぶ天というお店でした。
個室でサービスもよくて大満足でした。
新幹線まで時間があったので、話題の中崎町にも行き、カフェで少しくつろぎました。古い長屋のような町にカフェやセレクトショップなどが点在しています。
駆け足の一日でした。

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