4月14日のデザート 大手亡豆の話

こんにちは、下働き一号です。

店主がtwitterを再びつぶやき始めました。
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twitterは、その時々の気分などをお知らせするブログのようなもの。
詳しくは1月のこちらの日記をお読み下さい。→●

さて、先週14日のランチの一口デザートの一例を紹介します。


4月14日の一口デザートは・・・・
余宮隆,須藤拓也,阿佐ヶ谷ひねもすのたり


余宮隆さんの灰釉しのぎ碗でお好きなお茶(お抹茶)
須藤拓也さんの豆皿で白あんと柚子のパウンドケーキ

このパウンドケーキは今週も作ってお出ししていました。
これまでは小豆と柚子で作ることが多かったのですが、
小豆を白インゲンの大手亡に変えるだけで全く違う味になってオドロキです。
実はこの豆、おそうざいセットでも使っている店主こだわりのお豆で、
無農薬無肥料で育てられたもの。
御料理でもお菓子でも、豆の美味さがしっかり出て来るんです。

私も自分のお気に入りの豆、っていうのを探してみたくなりました。はてさて・・・

器の本

学研ムックから「器の本」という新進の食器を扱うお店の紹介をするものが出ました。昔からある、老舗、大御所と言うところではなく、最近、ここ10年くらいの間にできたお店の紹介です。お店の名前は知っていても、なかなかうかがうことが出来ませんがこの本を見ると、その雰囲気や扱っている作家の傾向などがわかります。恥ずかしながら、うちのお店も作家ものの器で食事が出来るお店として、紹介していただきました。
この撮影の時のエピソードですが、女性のカメラマンの方が工藤冬里さんの(ミュージシャンとして)大ファンだったのですが、その事を共有できる人に今までであったことがなかったらしく、また、彼の器の作品にも初めて触れたとのことで、とても感激していらっしゃいました。

また、発売中の「casa ブルータス」の5月号も器特集です。桃居の広瀬さんと村上隆さんの対談では、村上さんが1万点以上の食器をお持ちとのお話など、他の特集も器好きには魅力満載の企画になっています。

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「装飾」展

既に終了してしまったのですが、東京都現代美術館で開催されていた「装飾」展へ会期ギリギリに行ってきました。これは当美術館が、毎年若手アーチストを紹介するもので、今年は「装飾」をテーマに10人のアーチストの作品が展示されていました。その中のおひとり、小川敦生さんからもお知らせを頂いていて、トークショーにもうかがいたかったのですが、叶わず、最終日直前になってしまいました。私の展覧会巡りは、いつもこんな感じです。ただ、話題になっていた割には、ゆったりと見られたのはラッキーでした。
全体を通して、浮かんできた言葉は「静かな過剰」というようなものでした。アウトサイドアートにも通じるような本当に気の遠くなるような仕事を積み重ねた美しさがありました。中でも、木を素材にした森淳一さんの作品には、工芸とは別の現代アートとしての魅力があり、魅入ってしまいました。
小川さんは、半透明な石けんに装飾を施した作品でした。彼の作品を初めてみたのは、白金の小さな美容院で鏡に施されたものでしたが、一筆書きのような唐草文様と鏡という組み合わせにとてもひかれたのでした。その彼の作品にこの美術館で対面できたことに、喜びを覚えました。
現代社会は、よりシンプルでストイックなものへと移っている一方で、それだけでは満たされない、デコラティブな装飾や文様なども求められているのかもしれません。
器にしても、私は、シンプルなものだけでは、息が詰まりそうで、絵付けや文様のものを組み合わせたくなるのに通じるような気がしました。

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熊本のお土産・柿求肥

こんばんは。下働き一号です。

店主が春休みのお土産に買ってきたお菓子、
熊本・老舗園田屋さんの柿求肥を頂きました。

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俳人・中村汀女が愛したお菓子だそう。
柿のお味が淡く感じられて美味しかったです。

ちなみに、園田屋さんは朝鮮飴の宗家で
四百年来一家相伝で技術を守って来たお店だそうです。


4月7日のデザート

こんばんは。下働き一号です。

店主の春休みが明けて、ひねもすのたりは何かが"始まった"感じがします。新しい作家さんの作品も入ってきましたし!

さて、今日のデザートを紹介します。

今日のデザートは・・・
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余宮隆さんの灰釉しのぎ小鉢で苺のシャンパンゼリー
大村剛さんのコップでお好きなお茶


でした。
ほんのりシャンパン風味をお確かめ下さい。


熊本&天草へ

今週は、春休みをいただき、前半は作り手の余宮隆さんを訪ねて天草まで行ってきました。

今年の11月頃に予定している、酒器を中心とした展示のお願いも兼ねてうかがいました。お酒と言ったらソムリエでもある料理研究家の伊野由布子さんにもご協力していただこうと思っていたら、ちょうど、熊本にいらっしゃるとのことで、一緒に余宮さんを訪ねました。

熊本から天草へは、伊野さんのお友達の運転で天草五橋を渡っていきます。右手には海苔の養殖の竹か細い木が整然と続く景色は本州では見たことがなく魅入ってしまいました。そんなのどかな景色を見ながら、天草の町に入っていきます。私の中では、天草って小さなポツンとした島を想像していたのですが、お店はたくさんあるし「普通の町なの?」と意外な印象。

以前は農協だったという建物が、朝虹窯となっています。中には、作品が展示されています。農協だったというだけあって、大きな扉の金庫には農協マークが。以前はその中に電気釜を置いて焼いていたそうです。今は、少し離れた山間の古い民家が工房となっています。ウグイスの声が聞こえ、坂の入り口の両脇には大きな榊が。榊ってこんなに高くなるんですね。
工房では4月の個展に向けて、急ピッチで作陶中でした。

夜は、余宮さんのご家族が経営する「余宮」にて、夕食をいただきました。本格的な和食は丁寧に作られていて、どれもおいしかったのですが、中でもかさごのおみそ汁とグリーンピースのごはんは絶品でした。残ったご飯はおにぎりにしていただきました。伊野さんがおくってくださったワインとシャンパンは4人で6本あけました。余宮さんは急ピッチで飲まれたせいか、2軒目のことは全く覚えていないとのこと。酔った余宮さんは何とも可愛らしく年上の姉のような気持ちになりました。
天草の人は、いい人が多いと言われているらしいのですが、余宮さんも本当に天草人です。今回の旅では本当にその人のよさが伝わってきました。

近々にも、余宮さんの新しい器が入荷しますので、お楽しみに。

熊本に戻り、前川國男の建てた熊本県立美術館に行こうとすると、今日からしばらくお休みになるとのこと、ちょうど桜が満開の広大な広場を歩いていくと、煉瓦色の建物が目に入って、都美術館と重なり、同じ建築家のものとわかります。ただ、こちらは大きな楠がアプローチに立っているのが熊本らしい。

細川護光さんの器が窯から出てきたばかりというので、ご迷惑顧みず少しだけお邪魔しました。福森さんの所で修行なさったことが納得できる、信楽のお茶碗などがありました。4月には京都のギャラリーで個展があるそうです。このお屋敷で昨日お花見の会が催されたそうですが私は参加できなかったので、来年はうかがいたいものです。

最後は、外輪山を望み、阿蘇の雄大な景色は晴れ晴れとした気持ちを与えてくれました。

朝虹窯と余宮さん
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熊本県立美術館
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宿泊した宿「海心」
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細川さんの窯から出てきたほやほやの器たち

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