松橋登 原啓一 朗読の会
こんばんは。下働き一号です。
26、27日は松橋登さんと原啓一さんの朗読会を開きました。
お越し頂いた皆様には好評を頂きまして、ありがとうございました。
松橋登 原啓一 朗読の会
第一部 「よだかの星」「雨ニモ負ケズ」 作・宮沢賢治
読み手・原啓一
第二部 「いくさのさん」作・吉本哲朗
読み手・松橋登
風景、人物、想い、じっくり練ってこられたお二人の声に、
1時間と少しの時間が大変濃密なものに感じられました。
皆様はいかがだったでしょうか?
終演後の談話で原さんが「よだかの星」を読んで心が浄化されるような気がしたとおっしゃっていて、原さんの朗読からもそれに近い印象を受けました。
「いくさのさん」は松橋さんの大学時代の芝居仲間の吉本さんの作品で、九州に伝わる和讃(念仏のようなもの)によって三人の男女がつながり、その三人を通して主人公が命や生について想う…という物語。戦争の話と聞くとつい身構えてしまうのですが、柔らかに触れられるような作品でした。松橋さんはライフワークとして大事に読み続けたいそう。
またいつかお二人の朗読会が開けたら嬉しいです。
ひねもすのたりでは今回のような催しを続けて行きたいと思っており、
4月には一人芝居の公演を致します。こちらもよろしくお願い致します。→伊藤靖朗の一人芝居
ちなみに明日から3月5日までの1週間は奄美weekで、
コーディネイターの田町さんによる奄美の食材を使ったおそうざいセットやお茶が楽しめます。
今回の目玉は他では味わえない「タンカン!!」(オレンジの仲間)だそうです。「味が違う!」なんて言われるといてもたってもいられなくなりますよ、大変楽しみです。



下働きに続き、店主からも一言。
松橋登さんとの今回の朗読会は、私にとっては奇縁という思いがいっぱいです。私が小学生の頃に憧れの存在として、遠くにいらした松橋さん。よもや生身の松橋さんにお逢いすることになるなんて想像だにしませんでした。さらに、何かお仕事を一緒にすることになるなんて!それが色々な事がつながってひねもすのたりの朗読会が実現することになったのです。ですから、この二日間はちょっと夢心地でした。
それに、今回は原さんの朗読デビューの場にもなりました。
お二人の朗読を聞いて、朗読はその人が出るなと言う思いを強く持ちました。
原さんからは、とてもピュアで新鮮な、松橋さんからは、熟成した貴腐ワインのような
深い味わいが感じられて、その対比も楽しむことが出来ました。リハーサルも含めて5回もお二人の朗読を聞き至福の時間を過ごしました。
宮沢賢治はとても著名ですが、今回松橋さんがお読みになった吉本哲朗さんの「いくさのさん」は、舞台が戦中・戦後ということですが、テーマは戦争のことだけでなくその中に色々な要素が散りばめられていて、何度聞いても楽しむことができるものになっているのです。吉本さんは学生時代に松橋さんとお芝居をしていたことがあるそうで、さすがにその経験が生かされているのだなと納得します。
予約を締め切った後からも「どうしても」というご予約をいただき、松橋さんが「せっかくきてくださるのだから」とのお心使いから、狭い空間に予定以上のお客様にお入りいただき、とても窮屈な思いをさせてしまったことをお許し下さい。次回も実現することがあったなら、今回の反省点を生かしてより皆様に快適な空間でお聞きいただけるように努めたいと思っております。
26、27日は松橋登さんと原啓一さんの朗読会を開きました。
お越し頂いた皆様には好評を頂きまして、ありがとうございました。
松橋登 原啓一 朗読の会
第一部 「よだかの星」「雨ニモ負ケズ」 作・宮沢賢治
読み手・原啓一
第二部 「いくさのさん」作・吉本哲朗
読み手・松橋登
風景、人物、想い、じっくり練ってこられたお二人の声に、
1時間と少しの時間が大変濃密なものに感じられました。
皆様はいかがだったでしょうか?
終演後の談話で原さんが「よだかの星」を読んで心が浄化されるような気がしたとおっしゃっていて、原さんの朗読からもそれに近い印象を受けました。
「いくさのさん」は松橋さんの大学時代の芝居仲間の吉本さんの作品で、九州に伝わる和讃(念仏のようなもの)によって三人の男女がつながり、その三人を通して主人公が命や生について想う…という物語。戦争の話と聞くとつい身構えてしまうのですが、柔らかに触れられるような作品でした。松橋さんはライフワークとして大事に読み続けたいそう。
またいつかお二人の朗読会が開けたら嬉しいです。
ひねもすのたりでは今回のような催しを続けて行きたいと思っており、
4月には一人芝居の公演を致します。こちらもよろしくお願い致します。→伊藤靖朗の一人芝居
ちなみに明日から3月5日までの1週間は奄美weekで、
コーディネイターの田町さんによる奄美の食材を使ったおそうざいセットやお茶が楽しめます。
今回の目玉は他では味わえない「タンカン!!」(オレンジの仲間)だそうです。「味が違う!」なんて言われるといてもたってもいられなくなりますよ、大変楽しみです。



下働きに続き、店主からも一言。
松橋登さんとの今回の朗読会は、私にとっては奇縁という思いがいっぱいです。私が小学生の頃に憧れの存在として、遠くにいらした松橋さん。よもや生身の松橋さんにお逢いすることになるなんて想像だにしませんでした。さらに、何かお仕事を一緒にすることになるなんて!それが色々な事がつながってひねもすのたりの朗読会が実現することになったのです。ですから、この二日間はちょっと夢心地でした。
それに、今回は原さんの朗読デビューの場にもなりました。
お二人の朗読を聞いて、朗読はその人が出るなと言う思いを強く持ちました。
原さんからは、とてもピュアで新鮮な、松橋さんからは、熟成した貴腐ワインのような
深い味わいが感じられて、その対比も楽しむことが出来ました。リハーサルも含めて5回もお二人の朗読を聞き至福の時間を過ごしました。
宮沢賢治はとても著名ですが、今回松橋さんがお読みになった吉本哲朗さんの「いくさのさん」は、舞台が戦中・戦後ということですが、テーマは戦争のことだけでなくその中に色々な要素が散りばめられていて、何度聞いても楽しむことができるものになっているのです。吉本さんは学生時代に松橋さんとお芝居をしていたことがあるそうで、さすがにその経験が生かされているのだなと納得します。
予約を締め切った後からも「どうしても」というご予約をいただき、松橋さんが「せっかくきてくださるのだから」とのお心使いから、狭い空間に予定以上のお客様にお入りいただき、とても窮屈な思いをさせてしまったことをお許し下さい。次回も実現することがあったなら、今回の反省点を生かしてより皆様に快適な空間でお聞きいただけるように努めたいと思っております。