アンサンブル・イレーヌ結成公演

アンサンブル・イレーヌ 結成記念公演を「ひねもすのたり」にて開きました。

たくさんの方においでいただきありがとうございました。窮屈な中でしたが皆様に温かく受け入れていただきましたこと重ねてお礼申し上げます。
今回、お二人の演奏の間に一般的には珍しい楽器の説明、フランスバロックの特徴、ルイ14世が踊りが好きで舞曲が殆どであったことなど、音楽を通じたもうひとつの世界史をわかりやすく説明してくださったことで、より演奏に親しみを持つことができたと思います。
これからも、時々こういった演奏会を催す予定ですので、ぜひいらしてください。





フランス フルート黎明期の音楽
Ensemble Irèneアンサンブル・イレーヌ
 相川 郁子 Ikuko Aikawa フラウト・トラヴェルソ
 上田 朝子 Asako Ueda テオルボ
 太陽王ルイ14世時代末期のフランスでは、バロック・タイプのフルート(フラウト・トラヴェルソ)が新しい楽器として現れて、その甘いやわらかな音が王侯貴族に好まれ流行しました。またテオルボも、通奏低音楽器としてはもちろん、ソロ楽器としてももてはやされました。ルイ14世は眠れない時、枕元にギター/テオルボ奏者を呼んで演奏させたとも言われています。
 当時の王や貴族の館では、親しい人たちが部屋に集まって、食事等の傍らフルートやテオルボの奏でる音楽に耳を傾けたことでしょう。その親密な音楽空間を現代によみがえらせるようなコンサートです。
 トラヴェルソとテオルボ。ひそやかで優しい音の2つの楽器による、たったふたりの小さなアンサンブルですが、そこにはオーケストラにも負けない広がりがあるはず。その可能性を追求しようと結成されたアンサンブル・イレーヌの演奏を、お楽しみください。
《日時》
2016年2月28日(日) 
昼公演 14:00開演(13:30開場)
夜公演 18:00開演(17:30開場)
《プログラム》
J.M. オトテール
 フルートと通奏低音のための曲集 第1巻 Op. 2より
 組曲第3番 ト長調, 組曲第4番 ホ短調,
 フルート独奏のための“エコー”
R. d. ヴィゼー
 リュートとテオルボのための曲集より
M. P. d. モンテクレール
 フルートのためのコンセール第2番 ハ短調より
《入場料》
3,000円(ワンドリンク付き: お茶かコーヒーをお選びいただけます。)

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