岩手と京都のお菓子

韓国料理のお教室で岩手から毎月いらしている方のお持ちになるお菓子。とてもおいしく、完成度が高いので2種をご紹介します。
一つは、「亀の子せんべい」。袋をあけてびっくり!亀の甲羅の形をしている焼き菓子。黒い部分は黒ごまです。人が集まった時などにはもりあがります。
もう一つは、「東雲」。米餅を使っており、そこにくるみを雲に、黒ごまを鳥にみたてて、朝の日が昇る頃の東雲と名付けたそうです。これは、米餅を使っているのでもっちりとした食感ですが、その大きさや味わいが上品な感じです。
東京では、東銀座にある岩手県のアンテナショップ「銀河プラザ」でお買いいただけます。

「亀の子せんべい」藤塚光男さんの白磁鎬5寸皿と小野哲平さんのお湯のみで
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「東雲」中里花子さんのナミナミ4寸皿と渡辺キエさんのチャイカップで
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もう1種類は、蒔絵の奈良井志野さんから送られてきた「ちご餅」。奈良井さんもお菓子が大好きとのこと。
「ちご餅」は、昔、祇園祭の時にお稚児さんが八坂神社の社前で振る舞ったみそだれをつけた餅にヒントを得て作られたものらしいです。今は、白みそを甘く炊いたものを求肥でつつみ、氷餅をまぶして竹串にさして一包み3本入りで竹の皮風の紙でつつんであります。白みそを使っているのに京都らしさを感じます。

「ちご餅」松岡装子さんのガラス平皿と藤塚光男さんの独楽紋そば猪口で
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2009/06/03(Wed) 09:21:52 | 日記
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