染織の作り手 白井仁さん

「よーり よーり しまの のの」の会期中に染織の作り手の白井仁さんが、お店まできてくださったので、少しお話をうかがいました。彫りが深くイケメンの仁さんですが、とてもシャイで、無口です。ただ、お仕事のことになるとその思いは熱いです。

 もともと、東京で生まれ育ち、桑沢デザインでお洋服を作る勉強をしていたそうですが、それを仕事にしようとは思わなかったそうです。染織の仕事に就きたいと全国を回ったそうですが、沖縄に行き環境の大きな違いにもひかれ、その布たちが、京都などの完璧な技術力の高さではなくて、素材感を大切にした手仕事に強く魅かれたそうです。

沖縄の工芸指導所に入所しますが、そこはひととおりのことが出来て、さらにワンランク上を目指すような方たちばかり。「何も出来ないのは、後にも先にも唯一僕だけだと思います」と、そんな中でも、まわりの皆さんが親切に色々と教えてくださったそうです。琉球絣 を勉強しているうちに、素材と色を追求したくなって、格子を織るようになっていったそうです。

 仁さんの作品は、手紡ぎの綿や苧麻を中心にした素材と何十色もの色を染めた糸から、一つのまとまりを作って格子柄を決めていくそうです。もともと、色へのこだわりがあったことから「僕だけが見えている色」を出したいという思いがあるそうです。
 最近、環境を変えたいという気持ちもあって、沖縄から茨城の鉾田に移住した仁さん。庭では綿を育てて、今後は素材と色にこだわった格子や縞の布を織っていきたいと思っているそうです。

 仁さんの布は、手に取っていただくと、さまざまな色が織りなす複雑な色が醸し出されているのが実感できます。それをまとうと顔の表情が変化するのがわかります。

 10月9、10日は下館美術館のアートフェスタに参加なさるそうなので、ご興味がありましたらお出かけ下さい。


仁さんのストールをお買い上げ下さったお客様、後ろに見えるうちくいも仁さん作
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 本を読んでいる姿も様になるイケメンの仁さん
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2010/09/10(Fri) 10:02:16 | 日記
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