「唄と朗読の会」vol3のお知らせ
先日4/27、28日に松橋登さんの「唄と朗読の会」vol2が開かれました。
第一部は、当初「橡の花」とお知らせしておりましたが「蒼穹」と「筧の話」の2編に。
「蒼穹」「筧の話」ともに短いお話ですが、詩的で聴覚、視覚の感覚的表現が松橋さんの声を通すとありありと臨場感をもって伝わってきます。 私は「筧」がどのようなものかすら、既に知りません。松橋さんは、子供の頃に見かけた記憶があるとおっしゃっていました。そして「かけい」「かけひ」とどちらでもいいようですがあえて「かけひで読みます」と後者で発音してお読みになりました。
第二部は、唄です。今回もゲストで原啓一さんがいらしてくださいました。
・まずは定番となりつつあるジュリーの「君をのせて」
・こちらも前回に続いて「ラ・ボエーム」
2曲とも、「上手くなっている!」のがよくわかります。続けていらしていただくとその変化もお楽しみいただけます。
・「ミラボー橋」松橋さんは堀口大学さんの訳詞がお好きだそうですがその訳の唄が見つからないからと音楽に合わせて朗読をなさいました。これが、ちょっと音楽劇のようでお客様にも好評でした。
・ここで、原啓一さんが登場し「パリ野郎」「無造作紳士」を披露。さすがモデル、原さんはちょっとした小道具を使ったりやポーズをとったりが御上手!
・「幸福を売る男」越路吹雪さんがよく歌っていらしたそうで、リズミカルなナンバー。
・「愛の讃歌」「こんな大曲にトライしちゃってねー」と独り言ちながら、歌詞はお馴染みの岩谷時子さんではなく、ジュリーが歌っているバージョンだそう。私もこの詩の方が新鮮に聞こえたせいもあるかもしれませんが愛や人生の儚さが感じられて好きでした。
・アンコールがわりに「月の砂漠」。宮内先生について歌を習った最初の曲だそうです。森繁久彌さんの持ち歌ということもあり、お芝居をご一緒した時に松橋さんは「コリー(コリー犬に似ているので)」と呼ばれて可愛がっていただいたという思い出話もしてくださいました。
・質問コーナーでは、お好きな映画について溝口健二監督の「山椒大夫」「雨月物語」 「近松物語」をあげ、中でも「近松物語」が大好きだそうです。そして、溝口作品のカメラの宮川一夫さんの映像美にふれて、「一度ご一緒にお仕事をさせていただいて(ドラマ「鬼首峠に棄てた鈴」)、自分のフラッシュを見た時に自分とは思えないほどきれいでびっくりしました」といったお話もなさいました。
松橋さんは、皆様ご存知のようにシャイな方ですしご自分から積極的にお話するタイプではありませんが、今回の毎月の会では質問すれば、それに対しては真摯に答えようとしてくださいますので、もし何かうかがいたいことなどございましたらご遠慮なくお聞きください。
次回の詳細は以下の通りです。ぜひ、ご来店いただき松橋さんとの時間をお楽しみください。
日時 :6月1日(日)pm1:30開場2:00開演
入場料:2500円 お茶つき
朗読:梶井基次郎作品
唄 数曲
定員20名
お申し込みはお電話(ひねもすのたり03-3330-8807)かyri03765@nifty.ne.jpまでお願いします。お電話は15時以降でおねがいします。
メールでのお申し込みの際は必ず返信をいたしますが、返信がなかった場合はお手数ですがご連絡ください。
第一部は、当初「橡の花」とお知らせしておりましたが「蒼穹」と「筧の話」の2編に。
「蒼穹」「筧の話」ともに短いお話ですが、詩的で聴覚、視覚の感覚的表現が松橋さんの声を通すとありありと臨場感をもって伝わってきます。 私は「筧」がどのようなものかすら、既に知りません。松橋さんは、子供の頃に見かけた記憶があるとおっしゃっていました。そして「かけい」「かけひ」とどちらでもいいようですがあえて「かけひで読みます」と後者で発音してお読みになりました。
第二部は、唄です。今回もゲストで原啓一さんがいらしてくださいました。
・まずは定番となりつつあるジュリーの「君をのせて」
・こちらも前回に続いて「ラ・ボエーム」
2曲とも、「上手くなっている!」のがよくわかります。続けていらしていただくとその変化もお楽しみいただけます。
・「ミラボー橋」松橋さんは堀口大学さんの訳詞がお好きだそうですがその訳の唄が見つからないからと音楽に合わせて朗読をなさいました。これが、ちょっと音楽劇のようでお客様にも好評でした。
・ここで、原啓一さんが登場し「パリ野郎」「無造作紳士」を披露。さすがモデル、原さんはちょっとした小道具を使ったりやポーズをとったりが御上手!
・「幸福を売る男」越路吹雪さんがよく歌っていらしたそうで、リズミカルなナンバー。
・「愛の讃歌」「こんな大曲にトライしちゃってねー」と独り言ちながら、歌詞はお馴染みの岩谷時子さんではなく、ジュリーが歌っているバージョンだそう。私もこの詩の方が新鮮に聞こえたせいもあるかもしれませんが愛や人生の儚さが感じられて好きでした。
・アンコールがわりに「月の砂漠」。宮内先生について歌を習った最初の曲だそうです。森繁久彌さんの持ち歌ということもあり、お芝居をご一緒した時に松橋さんは「コリー(コリー犬に似ているので)」と呼ばれて可愛がっていただいたという思い出話もしてくださいました。
・質問コーナーでは、お好きな映画について溝口健二監督の「山椒大夫」「雨月物語」 「近松物語」をあげ、中でも「近松物語」が大好きだそうです。そして、溝口作品のカメラの宮川一夫さんの映像美にふれて、「一度ご一緒にお仕事をさせていただいて(ドラマ「鬼首峠に棄てた鈴」)、自分のフラッシュを見た時に自分とは思えないほどきれいでびっくりしました」といったお話もなさいました。
松橋さんは、皆様ご存知のようにシャイな方ですしご自分から積極的にお話するタイプではありませんが、今回の毎月の会では質問すれば、それに対しては真摯に答えようとしてくださいますので、もし何かうかがいたいことなどございましたらご遠慮なくお聞きください。
次回の詳細は以下の通りです。ぜひ、ご来店いただき松橋さんとの時間をお楽しみください。
日時 :6月1日(日)pm1:30開場2:00開演
入場料:2500円 お茶つき
朗読:梶井基次郎作品
唄 数曲
定員20名
お申し込みはお電話(ひねもすのたり03-3330-8807)かyri03765@nifty.ne.jpまでお願いします。お電話は15時以降でおねがいします。
メールでのお申し込みの際は必ず返信をいたしますが、返信がなかった場合はお手数ですがご連絡ください。
2014/05/04(Sun) 22:34:43 | 日記