さかいあつしさん

匙など木工製品を作っているさかいあつしさんの「101本の匙」展に青山のギャラリーワッツにうかがいました。23日から始まって、私がうかがった26日には殆ど残っていないということから、人気のほどがうかがえます。今回は、日頃の定番商品とは異なる、さかいさんの思いが込められているものや今後の方向性を探るような作品が出されていたようです。
また、匙をくりぬいた残りの木っ端に着色し、額装した作品も楽しい。
残っていた数本の中で、私がいただいたのは、ふりかけやごまなどの薬味などをすくうのに使いたいとオイルフィニッシュでガラスが持ち手の所についている小ぶりなもの。
私がさかいさんの匙と出逢ったのは、7〜8年前です。その時にいただいた匙は、一度さかいさんに修理されて、今でも現役です。カレーはもちろん、リゾットやらチャーハンと大活躍です。伏見さんのスプーンも併用しているのですが、伏見さんの繊細な感じに比べて、さかいさんの匙は、日常的に使ってもびくともしない。息子は、小さい時から木や漆のスプーンを使ってきたのでステンレスのスプーンには違和感があるらしいです。 
現在、当店で扱っているのは、2種で、一種は梨の木からつくられたもの、もう一本は栗とウォールナットを接いだものです。どちらも、オムライスをご注文いただくとおつけしています。

ギャラリーワッツも久しぶりにうかがいましたが、店内は魯山の大嶌さんの内装がしっくりきていたし、何より、毎週の企画展を「もう最初からそうだから、こんなものだと思ってきたの」とこなしているのには、感心したとともに見習わなければと思ったのでした。

展示風景
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今回購入した匙
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最初に購入して、塗り直してもらった匙
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当店で扱っている匙2種 左:梨の木 右:栗とウォールナット
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2009/03/02(Mon) 00:14:57 | 作り手
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