かめれおんの時間

奥田春美著 詩集「かめれおんの時間」(思潮社)の朗読会を17日に行いました。

奥田さんは、お店のお客様です。オープン当初から時々お昼を召し上がりにいらしてくださっていましたが、ご挨拶程度で詩をかいていらっしゃるなんて知りませんでした。昨年の資生堂主催の花椿賞を受賞なさったことを間接的に知り、詩人なんだと知ったわけです。
詩を読むと、日常的な設定ではあるけれど、若い人が描くものとは違う人生の深みを感じます。詩の中に阿佐ヶ谷や馬橋公園などが出てくるのもイメージが膨らみ、親しみを持たせます。

ぜひ「朗読会」をしたいと言う思いがわいたのですが、そんなことは初めての経験でお客様や知り合いに色々助けられ、読み手もお客様のプロ、アマ混合の6人で各二編を詠んでいただき、無事に終わることが出来ました。詩で読んだ時、人の声が入った時、音楽が入った時と、まるで息吹が吹き込まれるように言葉が生きていると実感しました。
奥田さんは「言霊」を感じたと仰っていました。

昨日は、奥田さんにもお話ししていただいたのですが、彼女が詩を書き始めたのは40才位までのお仕事で色々あって疲れて、仕事を辞めて誰にも会わずひきこもっていて、そこからはい出すときだったそうです。そして、「しばらく中断していたようですが、「かめれおんの時間」は身近な方が立て続けに亡くなって、それがきっかけで書いたものだそうです。花椿賞受賞の事が新聞などに載って「63才の新人」とありましたが、若い女性では決して持つことの出来ない人生を積み重ねた女性の魅力を奥田さんには感じます。私の希望の星です。

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第一部と第二部の間で、奈良井さんにお話を伺っているところ。
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2009/05/18(Mon) 08:32:48 | 日記
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