忙中に閑あり

エプロン展もお陰様で好評のうちに終わることが出来ました。ありがとうございました。松本文子+森千章のコラボエプロンも初めての試みで、オープン前はどうなることかと心配しましたが、殆ど完売、ご予約をいただき、一ヶ月ほどお待ちいただいております。会期中はお休みをいただかなかったのですが、最後の金曜の夜に、久しぶりに出かけました。

まずは、高円寺「円盤」へ。息子のTシャツを毎年いただいているイラストレーター&三味線弾きのの小春さんの二人会。今夜のゲストは、先日のうちのお店の工藤冬里さんの個展での上映会&ライブに参加してくださった中尾勘二さんです。お二人ともご縁があったのでうかがいました。小春さんは、端唄や都々逸やら相撲甚句などをご披露されました。その中の「潮来出島」「縁かいな」は、私が子供の頃に日本舞踊を習っていた母がよくかけていたので、本当に40年ぶり位に懐かしく思い出しました。
中尾さんは、先日の篠田昌巳さんの上映会で「篠田に会わなかったら、こんなに音楽を続けなかったと思う」というようなお話をされていたことが頭をよぎり、サックスの演奏を聞きました。
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もう、一軒、華道家の上野雄次さんが夏至の日から6日間開いている「花いけCAFE」の最終日にも顔を出しました。ところどころに飾られた花と花器との取り合わせに上野さんらしさを感じました。何より、CAFE仕事がお上手なのにびっくりです。麦粥やそのつけ合わせもとてもおいしくいただきました。コーヒーも苦みのある私の好きな味を自ら淹れてくださりました。壁には数年前のフリージャズのサックスの方とのライブの様子が映し出されていました。錆びたドラム缶と赤い薔薇、ドラム缶をかんかん叩いて、最後にはそこに花が埋められて花器を造ってしまうというプロセスはひかれるものがありました。
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エプロン展の終わった翌日の日曜日は、東大駒場で工藤冬里さんの吉増剛造さんと藤井貞和さんとの「朗読と、演奏と、歌」ー詩と、詞と、声が降るようにーの鼎談+朗読+演奏に。工藤さんのちゃんとしたピアノの演奏を初めて聴きました。
吉増剛造さんって、お名前くらいで詩も読んだことがないのですが、もう70とのことでしたが色気のある方に思えました。
この企画をした門間君は、東大の大学院生。お店の工藤さんの個展にもライブにも足を運んでくれました。今度は、雑誌も創刊するらしく、その記念イベントもゲストが魅力的で色々な仕掛けも面白そうです。
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そして、月曜からはいつもの毎日が始まるのでした。
2009/07/01(Wed) 00:51:01 | 日記
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阿佐ヶ谷の 器とカフェ ひねもすのたりの日記です。

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