「装飾」展

既に終了してしまったのですが、東京都現代美術館で開催されていた「装飾」展へ会期ギリギリに行ってきました。これは当美術館が、毎年若手アーチストを紹介するもので、今年は「装飾」をテーマに10人のアーチストの作品が展示されていました。その中のおひとり、小川敦生さんからもお知らせを頂いていて、トークショーにもうかがいたかったのですが、叶わず、最終日直前になってしまいました。私の展覧会巡りは、いつもこんな感じです。ただ、話題になっていた割には、ゆったりと見られたのはラッキーでした。
全体を通して、浮かんできた言葉は「静かな過剰」というようなものでした。アウトサイドアートにも通じるような本当に気の遠くなるような仕事を積み重ねた美しさがありました。中でも、木を素材にした森淳一さんの作品には、工芸とは別の現代アートとしての魅力があり、魅入ってしまいました。
小川さんは、半透明な石けんに装飾を施した作品でした。彼の作品を初めてみたのは、白金の小さな美容院で鏡に施されたものでしたが、一筆書きのような唐草文様と鏡という組み合わせにとてもひかれたのでした。その彼の作品にこの美術館で対面できたことに、喜びを覚えました。
現代社会は、よりシンプルでストイックなものへと移っている一方で、それだけでは満たされない、デコラティブな装飾や文様なども求められているのかもしれません。
器にしても、私は、シンプルなものだけでは、息が詰まりそうで、絵付けや文様のものを組み合わせたくなるのに通じるような気がしました。

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2010/04/16(Fri) 10:13:11 | 日記
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